「イマドキの大学生って何聴いてるの?」乗り遅れないための音楽講座『今まさに流れがキテる!』編
大学構内を歩いていると見かける、イヤホンやヘッドホンをした学生たち。
「彼らは何を聞いているの?」
--そんな疑問にお応えしましょう!
音楽は今や、大事なコミュニケーションツール。好きなアーティストの話で大盛り上がりした経験がある人も多いはず。この講座を読んで、聞いて、流行を先取りしちゃおう!
まずは『知らなきゃマズイ!?』編。今回紹介するのは、大学生なら知ってて当たり前の人気アーティストたち。これを聞かなきゃ始まらない!?
■BUMP OF CHICKEN
♪「虹を待つ人」YouTubeより
言わずと知れた人気バンド。日常の一部や架空の物語を展開する中で「恋」や「愛」「希望」を歌い、多くのファンを魅了しています。
また初音ミクとのコラボや3月のライオンとのコラボなど、新たな挑戦にも精力的。今後も目が離せないバンドと言えるでしょう。
代表曲に「天体観測」「カルマ」「sailing day」など。
■RADWIMPS
♪『ドリーマーズ・ハイ』YouTubeより
こちらも有名バンド。野田洋次郎の持つ柔らかな声と、歌詞の独特の世界観が人気の彼ら。毒々しい悲劇から優しい恋愛、強い希望など、多様な曲を作るのも特徴的ですね。
歌詞や曲名にちょっとした仕掛けがされているものが多いので、それを見つけるのも楽しいかも。
Ex)05410-(ん) → お・こ・し・てん – (ん) = おこして
代表曲に「おしゃかしゃま」「有心論」「君と羊と青」など。
■ASIAN KUNG-FU GENERATION
♪『リライト』YouTubeより
上の動画の「リライト」は有名曲中の有名曲でしょう。突き抜けるような「消してぇー!」のパワーにやられた人は多いはず。
シンプルで聴きやすくも飽きが来ない楽曲で、歌詞は鋭く重い。我々の抱えるもやもやとした気持ちに共感しつつ、引っ張り上げてくれるような力があります。PVが面白いので、そこも見どころ。
代表曲に「ソラニン」「遥か彼方」「それでは、また明日」など。
■ONE OK ROCK
♪「完全感覚Dreamer」YouTubeより
高い歌唱力で疾走感のあるロックを演奏するのがこのバンド。ダサかっこいい日本語歌詞と、ストレートな英語歌詞をうまく融合させた楽曲が特徴です。
最近は映画のテーマソングやCMなどにも多く起用されています。
ちなみにバラード曲も飛び抜けてうまいので、「Pierce」「Wherever you are」などを一度聞いてみるとまた違った一面が見れますよ!
代表曲に「Re:make」「The Beginning」「Mighty Long Fall」など。
■SEKAI NO OWARI
♪「スターライトパレード」YouTubeより
ここ数年で一気に有名になりましたね。ボーカルFukaseの柔らかく繊細な声で紡がれるファンタジックな世界には、一度ハマると抜け出せない不思議な求心力があるようです。
このグループも多彩なメロディを奏でます。特に、多くの楽器が賑やかに騒ぐ『炎と森のカーニバル』と、ピアノが切なく響く『幻の命』は、同じグループの曲とは思えないほど。
また『Dragon Night』では、EDM(Electric Dance Music)という新たなジャンルにも挑戦しています。ますますの成長と変化が期待されますね。
代表曲に「眠り姫」「RPG」「スノーマジックファンタジー」など。
■Perfume
♪「Magic of Love」YouTubeより
テクノポップユニットとして絶大な支持を集めるこのグループ。楽曲は無機質なかっこ良さと、ポップな可愛さを兼ね備えたかなり特徴的なもの。アクターズスクール出身で、そのハンパないダンスも大きな見どころ。
しかしファンが魅力として上げるのは、超クールな曲が終わると広島弁全開のぐだぐだトークが始まるという、そのギャップだとか。
代表曲に「ポリリズム」「Spending all my time」「FAKE IT」など。
■東京事変
♪「群青日和」YouTubeより
既に解散してしまったグループではありますが、根強い人気があるためご紹介。
楽曲の中毒性がとにかくすごい。何度も何度もリピートさせられてしまうのは、ボーカル椎名林檎のセンスとメンバーの演奏力のなせる技でしょうか。脳を支配するような力強さがありますね。
ちなみにボーカルの椎名林檎さんはソロ活動をしておりますので、興味があればそちらもチェックしてみては。
代表曲に「閃光少女」「修羅場」「OSCA」など。
■supercell
♪「君の知らない物語」YouTubeより ※公式PVが見つからなかったため、動画はGoose houseによるカバーです。
最も有名な「君の知らない物語」はアニメ「化物語」のエンディングテーマに用いられており、カラオケランキングでは常に上位の大人気曲。
supercellは、コンポーザーのryoを中心とし、イラストレーターやデザイナーが集まったクリエイター集団であり、実はメンバーにボーカルはいません。そのため、初音ミクを使用したり、ゲストボーカルに歌ってもらったりして曲を作っています。
supercellの魅力はやはり、ryoの作る楽曲。文句なしの”良い曲”を作り、多くのヒットを飛ばしています。また活動形態が特殊な分、柔軟性が高いため多様な活動も期待されます。
代表曲に「さよならメモリーズ」「拍手喝采歌合」「The Bravery」など。
どれもこれも有名アーティストばかりでしたね。知らないアーティストは必ずチェック!
さて、次回は『今まさにキテる!』編。
新たなパワーあふれるアーティストたちを紹介していきます。乞うご期待!